姉からの電話
姉に、家を出るならウリでもなんでもするかマチ金から借りて借金の100万を一括返済してから出てけ。と罵られる夢を未だに見る。
その姉から、こないだは言い過ぎた。謝りたいから電話をくれとLINEが入った。
夜遅くに電話をかけると、近況はどうかと聞いてきてこないだは言い過ぎた。と謝ってきた。
(別に恨んでもないし許してもおる。でもひとつ言いたいことがある。)と言うと、
姉は言葉を遮り、(まぁお互い言いたい事もあるやろうけどそれは置いといて、お父さんが心配しとるけん、一周忌も近いし今から電話してみてくれんやろうか。)と言うものだった。
そう言われて、あー…この人変わんねーな。と
私は呆れた。
私は一旦、わかったお父さんに電話してみると言って電話を切り、お父さんに掛け直した。
仕事の状況など話をして、頑張りーね。と電話を切った。
私は姉にもう一度連絡をした。
(最後にひとつだけ言わせて。今後姉ちゃんとは付き合っていけん。怒りに任せて攻撃されるのも今度が始めてじゃない。普段どんなに良いひとでもそういう時にこそ人間性が出ると思う。あなたは変わらない。ゴメンね、それだけ。)
姉が(やけんさっきから言いよるやん、お互い言いたい事はあるやろうけどそれは置いとこうって…)
(ごめん、じゃあね。)ブチッ。
普段怒らないひとのほうが、この人は変わらないと感じたら割とカジュアルに人を切る、と何かに書いてあったけど、私もその部類やと思う。
もう怒りや憎しみで、たった一人大好きな故郷を出て、見知らぬ地で自分を立て直してきた小さな幸せの邪魔をされたくない。嫌なノイズに染まりたくない。
何もかも捨てて出てきた5/2の日から、やっと気持ちに終止符が打たれた気がした。
過去は変えられない。
今の自分を生きるだけやね!
私は大丈夫‼︎
切り替えてこー、ね?お母さん。