明日はお母さんの72歳の誕生日
生きてたらね。
夏が大嫌いで汗かきだったお母さん。
でも夏生まれで、71回目の誕生日から10日足らずで亡くなった。突然死。
いまもあの夜の事を思い出す。
いや…おぼろげかな。
中洲でバイトしてて訃報があって、号泣しながらチャリをこいで自宅まで帰った。今考えるとよく一人で帰れたなと。
こないだ初盆用の造花をネットで選んで家出中の実家へ送る手配をした。
お母さんと断絶してた15年間は、気になってはいたし今日お母さんの誕生日だなぁと思ってもいたけど、実家の門をくぐろうとは思わなかった。衝突する事に怯えてたのだ。
なので、誕生日のお祝いも母の日のプレゼントも15年間何もしていない。まぁ連絡を絶っていたので当然っちゃあ当然やけども…
お母さんが亡くなってから、何度も何度も贈り物くらい送ってあげれば良かったと悔いた。
お花が好きだったお母さん。
こちらの住所を知られたくないなら何とでもやりようはあったろう。
玄関に鉢植えを置いて来たっていい。
多分娘からのプレゼントだと気づいたろう。
過去は変えられないけど、もう言ったって仕方ないけど。そして、例え側にいて、親孝行を沢山していた人だって、何かしらの悔いは残るんだろう。
お母さんより私は先に死んでないし、これから自分が幸せを感じることが最大の弔いになるんだと思って、思って。。
お母さんが、初盆の白い清楚なイメージの花束を気にいるといいな。
やっと1年、もう1年。頑張って毎日生きとるよ。